ノースアメリカンP82ツインマスタング(モデルクラフト48)

 
この機体は前から作りたかった非常に好きな飛行機で、双胴でもP38のように流麗でもないが武骨で、ある意味とてもアメリカっぽいかっこいいヤツだ。しかし48ではキットは今まで出ておらず72があるのみ、このモデルクラフトが出たときはすぐ買いに行った。1998年のことである。当時は大阪にいたなぁ。「ホビーランド」で購入した。出来はあまり良くなく、プラスティックの材質も良くない。

                     
 
 合いも良くない。最大の欠点は胴体下部で、実機にくらべ貧弱なラジエータ覆いが、後部ラインの
迫力ある雰囲気ををスポイルしている。ここはプラ材をかましパテを大量に盛って成形する。また機首下面の気化器空気取入口の形状も良くない。ペーパーで形を整える。さらにこのG型、主翼中央下に巨大なレーダー・ポッドをぶら下げているのだが、キットのそれはか細く、いやー、お前、俺のポコチンでもそんなに細くないだろ、という感じなので、パテで強引に巨大化させる。という具合で形になってみると相当重くなってしまった。が雰囲気はだいぶ出てきたと思う。
 
 あと双胴機の場合注意しなければならないのが着地姿勢。このツインマスタングは、前輪2と後輪2の計4つの車輪があるので、水平を出すためには脚柱の装着に神経を使わなければならない。このキットはタミヤのキットのように完成度が高くないので、まず2つの胴体の結合から注意を払わなければならない。そして中央翼と尾翼を付けるわけだが、左右対称を出すため瞬接を使って尾翼を強引に接着しなければならなかった。そして脚柱と尾輪を付ける。四点姿勢がぴったり出ないので脚柱を短くしたりタイヤを削ったりした。
 
 各翼後縁は分厚いのでペーパーでシャープにしておく。主翼と胴体の接合もそのままではぴったりいかないので瞬接で強引にもっていかないと先に進まない。
   
 コクピットはまあまあ。一応ファインモールドのエッチングを座席ベルトに使った。キャノピーは分厚くクローズド状態では中があまり見えないので適当でいいだろう。キャノピー自体と胴体への合いは良くない。また、キャノピーとキャノピー内枠との合いも良くない。キャノピー側を内、外両方から削り、合わす。結局右側はなんとかすり合わせてクローズドにしたが、左側は面倒くさくなったので開状態にしてしまった。

 と、まあ一応形にはなったものの細かい部分の精度が低いのでおもちゃ然としてしまう。黒塗装ということもありウエザリングが非常に重要だ。つやを落とした仕上がりにするが、デカールがつやありなのでフラット・クリアを吹いて調整する。

 このキット、48では唯一だし貴重ではあるが、相当苦労しないと本来の形にはならないので一般には避けたほうがいいだろう。雑誌にも掲載されていないようで、「航空ファン」にレビューが載ったのみのようだ。超シブ機体なので、できれば普通のメーカー(^^;)からの発売を願いたいところだ。





 と組みあがってきたが、翼の裏を見たら国籍マークおよび「USAF」が無い。デカールを捜したが毎度のことながら他のキットの箱に紛れ込んだみたいだ。いずれでてくるだろうということで一時中断。






 かっこいいことはかっこいい。しかし前述のようにレーダーポッドが細過ぎるので大量にパテで太くしないといけない。キットのそれに対して体積にして2倍くらいにしないといけないか。この型の一番の見せ所だからしっかり太くしたい。

 このモデルクラフトのツインマスタングは他の型も出ている。揃えたいところだが...